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更新日:2023年9月4日
明治市民センター(明治公民館)2階に、地域のボランティアである明治郷土史料室運営委員会により運営されている明治郷土史料室があります。
東海道筋の歴史や耕餘塾など、藤沢市明治地区の歴史・文化史料を展示しています。
明治地区には、藤沢市の教育施設の先駆けとなる耕餘塾という私塾があり、教育者小笠原東陽らが指導に当たりました。後年総理大臣となる吉田茂をはじめとし、多くの政治家・実業家・教育者・社会活動家を輩出し、日本の発展に大きく貢献しました。明治郷土史料室にお越しいただき、耕餘塾の貴重な資料をご覧ください。
解体されてしまった耕余塾ゆかりの国登録有形文化財「旧三觜八郎右衛門家住宅」のVR(仮想現実)映像を明治郷土史料室にて体験できますので、ご興味のある方は是非お越しください。
※※※注意事項※※※
・7歳未満のお子様は利用できません。
・13歳未満のお子様は保護者の同意が必要です。
明治郷土史料室では明治地区に残された歴史・文化遺産を後世に伝える活動を行っています。
私たちが暮らしている明治地区に残されている仏像や石造物について近年明治地区においては 大規模マンション建設や宅地化が進み、石造物の移動や逸散が危惧されることから 2019 年に明治地区の辻堂神台・城南・羽鳥と大庭及び稲荷地区の一部にわたり、その現況を再調査し、石造物と地域住民とのつながりや歴史的意義について後世に伝えることを目的に実施し「明治地区石造物調査報告書」としてまとめました。
石造物の多くは、江戸時代の庶民信仰の対象として造立され、露座で数百年の風雪に耐え先人 の祈りを伝えてくれています。 明治地区には、まだ多くの石造物が残されており、現在では主に神社や寺院の境内に移設され、大切に保存されています。しかしながら年月の経過に伴い、失われていくものも多くあります。
今回、石造物調査報告書より主なものを取り上げ、表題「わがまちの文化財~仏像と石造物を中心に~」として企画展示しました。
ご興味のある方は是非お越しください。
●展示期間:2023年9月5日(火曜日)~2023年11月30日(木曜日)
●時 間:午前10時~午後3時
●休館日:日曜日、月曜日
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