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更新日:2024年10月8日
これから渡航される旅行先で注意すべき感染症について、情報収集はお済みですか?
事前に知っておくことで、注意しなければならないポイントがわかります。
☆感染症の情報は日々変化しますので、渡航先の新しい情報をよくご確認の上、お出かけください。
☆これまでに自分が受けた予防接種について、母子手帳などで確認し、必要に応じて予防接種を受けましょう。
厚生労働省検疫所(FORTH)「海外で健康に過ごすために」(外部サイトへリンク)
空港や港に設置されている検疫所では、渡航者の方を対象に健康相談を行っています。帰国時に発熱や下痢、具合が悪いなど体調に不安がある場合には、検疫官までご相談ください。
感染症には、潜伏期間(感染してから発症するまでの期間)が数日から1週間以上と長いものもあり、帰国後しばらくしてから具合が悪くなることがあります。その際は、早急に医療機関を受診し、渡航先、滞在期間、現地での飲食状況、渡航先での職歴や活動内容、動物との接触の有無、ワクチン接種歴などについて必ず伝えてください。
蚊を介した感染症が世界的に多く報告されています。
渡航先の状況をよく確認するとともに、海外の流行地へ出かける際は、できるだけ肌を露出せず、こまめに虫除け剤を使用するなど、蚊に刺されないよう注意してください。
海外の流行地において、蚊に刺されてから数日後に、発熱、発疹、結膜炎、筋肉痛、関節痛、倦怠感、頭痛等の症状が見られた場合は、医療機関を受診してください。
蚊媒介感染症(厚生労働省ホームページ)(外部サイトへリンク)
〔ジカウイルス感染症について〕
妊娠中にジカウイルスに感染するとお腹の中の赤ちゃんもジカウイルスに感染する場合があることが明らかになっています。その結果、小頭症という病気にかかる場合があります。
■妊婦及び妊娠の可能性がある方は、可能な限り流行地への渡航を控えてください。
■蚊を媒介にして感染症を広げないために、ジカウイルス感染症流行地からの帰国者は、症状の有無にかかわらず虫除け剤の使用など蚊に刺されないための対策を少なくとも2週間程度特に注意を払うことを推奨します。
■ジカウイルスに感染した男性から性行為により女性パートナーがジカウイルスに感染した事例が報告されています。流行地域から帰国した方は、症状の有無にかかわらず、少なくとも6ヶ月、パートナーが妊婦の場合は妊娠期間中、性行為の際にコンドームを使用するか性行為を控えるなどの配慮が推奨されます。
〔オロプーシェ熱について〕
中南米地域を中心に患者が報告されているオロプーシェ熱について、2024年以降、発生地域の拡大やヨーロッパにおける輸入症例が報告されています。
■原因:ヌカカ(糖蚊)と呼ばれる蚊の仲間。別名:スケベ虫、エッチ虫
麻しんは感染力が非常に強く、世界各国で流行が見られます。渡航先で麻しんに感染し、帰国後に発症する事例があります。
感染予防には予防接種が重要です。渡航先の状況を確認するとともに、母子健康手帳等でご自身の麻しん含有ワクチンの予防接種歴を確認してください。2回の接種歴が無い場合(未接種,1回のみ,不明)は麻しん含有ワクチンの接種をご検討ください。
また、帰国後には、2週間程度は麻しん発症の可能性も考慮して健康状態に注意してください。
【厚生労働省リーフレット】麻しん出国前帰国後の注意事項(PDF:116KB)
麻しんと同様、渡航先で風しんに感染し、帰国後に発症する事例が発生しています。
妊娠早期(妊娠20週頃まで)の妊婦が風しんに感染すると、風しんウイルスがお腹の中の赤ちゃんに感染し、赤ちゃんの耳が聞こえにくくなる、心臓に奇形が生じる、目が見えにくくなるなどの障がい(先天性風しん症候群)が現れる可能性があります。妊娠中の方は予防接種を受けることができませんので、周囲の人々が注意する必要があります。
感染予防には予防接種が重要です。母子健康手帳等でご自身の予防接種歴を確認してください。
※令和5年5月26日に「サル痘」から「エムポックス」に感染症法上の名称が変更されました。
オルソポックスウイルス属のエムポックスウイルスによる感染症で、1970年にヒトでの感染が確認されて以来、中央アフリカから西アフリカにかけて流行がみられます。国内では、感染症法上の4類感染症に指定されています。2022年5月以降、従前のエムポックス流行国への海外渡航歴のないエムポックス患者が、欧米各国で報告されています。2022年7月23日、WHOはエムポックスについて「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に当たると宣言しました。
エムポックスについて(厚生労働省ホームページ)(外部サイトへリンク)
サル痘とは(国立感染症研究所ホームページ)(外部サイトへリンク)
渡航前に必ず検疫の手続を確認しましょう。
詳細については、次のページを参照してください。
厚生労働省「水際対策」(外部サイトへリンク)
外務省「各国・地域の入国制限措置及び入国に際しての条件・行動制限措置」(外部サイトへリンク)
マールブルグ病の発生は散発的で、アフリカでの発生はこれまでに、ウガンダ共和国、ケニア共和国、アンゴラ共和国、コンゴ民主共和国、南アフリカ共和国、ガーナ共和国、赤道ギニア共和国及びタンザニア連合共和国で発生が確認されています。
また、2024(令和6)年9月27日ルワンダ共和国においてマールブルグ病の発生が確認されました。
マールブルグウイルス病は、エボラ出血熱と同様に致死率が高い極めて危険な感染症で、主として感染者の体液等(血液、分泌物、吐物・排泄物)に触れることにより感染します。渡航の際には外務省の海外安全情報を確認の上、感染者が発生している地域には近づかないようにし、感染者又は感染の疑いがある人との接触は避けてください。
マールブルグ病とは(厚生労働省検疫所(FORTH)ホームページ)(外部サイトへリンク)
マールブルグ病とは(国立感染症研究所ホームページ)(外部サイトへリンク)
感染症には、水や食べ物など口から入りうつるもの動物や虫などからうつるもの、ヒトからヒトへうつるものなど、多数の病気があります。
厚生労働省検疫所(FORTH)より引用(PNG:178KB)
なま水・氷・生の魚介類・生肉・カットフルーツなどの飲食は避け、食事は十分に火の通ったものを食べましょう。
特に、熱帯~亜熱帯地域など、衛生状態の悪い地域では注意が必要です。
動物は、狂犬病や鳥インフルエンザなどのウイルスを持っていることがあります。また、ヒトコブラクダはMARSコロナウイルスを持っていることがあります。現地の動物にはむやみに近寄ったり、触らないようにしましょう。
蚊・ダニなどの虫に刺されないよう、長袖、長ズボンの着用や、虫よけ剤を使用する等の対策をとりましょう。
※蚊・マダニに対する虫よけ剤は、DEET(ディート)、イカリジンの2種類の有効成分の忌避剤が市販されています。用法用量を確認し、他の防護手段と組み合わせて対策をとってください。
咳やくしゃみでうつる感染症が流行っているときには、人ごみに近寄らないようにしましょう。
また、HIV感染症(エイズ)や性感染症など、他人の血液・体液(精液・膣分泌液)に触れることで感染するものもあります。
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