6月は環境月間です

6月5日は「環境の日」です。これは、1972年6月5日からストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められたものです。国連では、日本の提案を受けて6月5日を「世界環境デー」と定めていて、日本では、「環境基本法」が「環境の日」を定めています。
「環境基本法」は、国民や事業者の間に広く環境の保全についての関心と理解を深めるとともに、積極的に環境の保全に関する活動を行う意欲を高めるという「環境の日」の趣旨が明記されています。
日本では、平成3年度から6月の1ヶ月間が「環境月間」とされていて、全国で様々な取組が行われています。

藤沢市では、この「環境の日」と「環境月間」を広く周知して、環境に配慮した行動をご紹介するために、藤沢市役所本庁舎1階のラウンジにて展示を行いました。（2023年（令和5年）6月2日（金曜日）から6月9日（金曜日）まで）

 

2050年ゼロカーボンについての展示

藤沢市は、2021年2月15日に表明した「気候非常事態宣言」の中で、2050年までに二酸化炭素の排出を実質ゼロにし、脱炭素社会を実現する「2050年ゼロカーボン」という目標を掲げました。

2015年のパリ協定では、産業革命前からの世界の平均気温の上昇を、2℃より低く保ち、よりリスクの低い1.5℃に抑える努力をするという内容で合意されました。

IPCC（国連気候変動に関する政府間パネル）の特別報告書によると、この合意を実現するには2050年までに二酸化炭素の排出を実質ゼロにする必要があるとされています。

この目標の周知のため、みんなで「2050年ゼロカーボン」を目指しましょう。

 

「藤沢市気候非常事態宣言」については、以下のリンクからご覧ください。
藤沢市気候非常事態宣言

COOL CHOICE（クールチョイス）についての展示

「環境月間」を、環境に配慮した行動を始めるきっかけとしていただくために、「COOL CHOICE（クールチョイス）」の取組をご紹介しました。
COOL CHOICEとは、温室効果ガスの排出量を削減するために、脱炭素社会づくりに貢献する製品への買換えやサービスの利用、ライフスタイルの選択など、地球温暖化対策のための「賢い選択」をしていこうという取組のことです。
6月は、だんだん暑くなってくる時期のため、COOL CHOICEの取組の1つである「COOL BIZ（クールビズ）」を中心に展示しました。

環境ポータルサイト「ふじさわエコ日和」についての展示

藤沢市の環境に関する情報を集めた環境ポータルサイト「ふじさわエコ日和」のご紹介をしました。
ふじさわエコ日和は、 藤沢市の豊かな自然、地産地消、リサイクル、資源、エネルギーなどエコに関することがつまったサイトで、2021年7月には、より見やすいかたちにリニューアルしました。
サイト内には、環境に優しい暮らしができているかチェックできるコンテンツ（エコライフチェック）など、エコに関するコンテンツがたくさんあるので、是非サイトにアクセスしてお楽しみください。

このページからのアクセスは、以下のリンクから行ってください。
環境ポータルサイト「ふじさわエコ日和」（外部サイトへリンク）

地球温暖化対策設備等に関する補助金についての展示

藤沢市で行っている、環境を保全するための設備等の導入に関する補助金についてご紹介しました。
環境総務課では、
・住宅用太陽光発電システム設置費
・事業者用太陽光発電システム設置費
・家庭用燃料電池システム（エネファーム）設置費
・定置用リチウムイオン蓄電池設置費
・雨水貯留槽購入費
・電気自動車（EV）導入費（令和４年度は予定件数に達したため、受付を終了しました）
・燃料電池自動車（FCV）導入費
について補助を行っています。

補助金の詳細や申請書のダウンロードは、以下のリンクからご覧ください。
地球温暖化対策設備に関する補助金